ウタゲノオワリニ

楽しい時間はあっという間に過ぎていく


久しぶりの場所


久しぶりの事柄


久しぶりの会話


そのあまりの楽しさに


まだまだ遊び足りなくて


解散して帰路についても


まっすぐ帰る気になれなくて


ふと立ち寄った夜の公園を


一人でふらっと散策してみたりして


片手にパンを、もう片手には缶コーヒーを


それだけ持って歩き出す


桜の散ってしまった、宵闇の公園を


黒羽色の掛布を羽織りながら


一人でこの終宴を祝おう


そう遠くない機会に行われるであろう


次の宴の始まりを願いながら