リトルバスターズ! 第14話「だからぼくは君に手をのばす」

今回はまず、僕のリトバスの見方について。
リトルバスターズは金曜配信なので、まずは更新日に見ます。その後、この記事を書いているのは、実は一週間後の木曜日。いわゆる「見納め」というやつですね。その間気が向いたら、もう一回二回見たりもしますが。


で、初見の感想は「ついにやっちゃった…」でした。


何かというと、「ゲームやってないと展開についていけないのでは?」ということです。展開というか、美鳥についてです。原作だと、最後のほうでだんだんいい子というか、実はお姉ちゃんのことを超思っている妹的な話になった気がするのですが、アニメだとそこがうまく伝わったのかどうか…。一応電話で「お姉ちゃんをお願いね」みたいなことは言ってましたけど、そこに至るまでの過程が抜けちゃった気がしてもったいないなーと思ったのです。
前回までとか今回の途中までだと、美鳥がまるで悪役ですからね。そんなことはないのに…。


というのを踏まえて、改めて今日もう一度見たわけですが。


前回のラストで美鳥が言っていたように、今回の冒頭では理樹がだんだんとと美魚を忘れてきているようです。
OP見てて気付いたんですが、ささみ登場の前の「♪きっと〜」のところって、美鳥だったんですね。いつからだったんでしょう。もしかして始めからずっとですか? …キヅカナカッタ。


人の記憶ってあいまいなものですよね、というのが上記のことでも身にしみてわかる今回。夕暮れの教室での美鳥との会話で、「美魚がどんな服を着てたか」「どんな眼鏡をしてたか」という記憶の誘導は怖いと思いました。みんなが美魚のことを忘れてしまっている状況でこう言われたら、確かにそう思って「違ってるのは自分なのか」「ほんとにそうなのか」って思っちゃいますよね。
そのあと一人になっても、理樹の中で美魚が眼鏡かけていたことになっちゃってますし。


まあ、眼鏡の美魚も可愛いんですけど(おい)


恭介に相談。恭介は理樹の言うことをすべて信じて聞いてくれてるんですね。しかし「世界が不確かだというお前の感覚が、俺にはわからないんだ」と言ってますが、そりゃこの世界は恭介(自主規制)


「自分以外を信じるな。お前はお前を信じろ」という恭介の言葉通り、忘れないことを信じる理樹ですが、「何を忘れないのか」を忘れてしまいます。
忘れる時の演出はうまかったんですが、しかし短歌コンクールにすぐ結びつきましたね。ちょっとここの展開が早過ぎる気がします。


美魚の書いた短歌を発見し、歌を読んで美魚とその時のやり取りを思い出す理樹。
鳴いている理樹の元に、今までの明るい美鳥ではなく、ちょっとトーンを落とした美鳥が現れ、「美魚に会いたいんだね」と声をかけてきます。そして…


美魚が消えた砂浜に行くと、そこには消えたはずの美魚が。
美鳥がここを教えてくれたんですね。


美魚による、美鳥との関係の話。
子供の頃から一人だった美魚のもとに現れた美鳥。結局彼女は、寂しいと思う美魚の心が作り出した幻だったのでしょうか。前回これと対応するように、理樹の子供の頃のリトルバスターズの話が出たのは、比べるためだったんですね。


他の人には美鳥は見えないので、その姿は架空の友達と話しているように見え…。それってエア友達? というつっこみはまじで置いておくとしてですね。


カウンセリングその他で、美魚は美鳥のことを忘れてしまいます。


あの短歌に出会い、美鳥を思い出し、そのことで気を失ってしまう美魚。「美鳥をずっと一人にしてしまっていた」と自分を責めてしまったんでしょうね。そのことを意識してしまったから、影が消えてしまったんでしょうか。思い出さなければ、影もそのままで普通に生活できてたんでしょうし…。


「ほんとに消えるべきなのは、わたしだったのですから」と言う言葉はそのすぐあとで説明されますが、ここの部分は原作でも解釈に時間がかかりました。
つまり、「西園美魚であることから解き放たれてずっと一人であること、つまり永遠でありたい」と願う自分がこの世にいるよりは、「学校でお友達と遊んでるんでしょ?」と言っていた美鳥に、「美魚」と言う存在を代わってもらうことで、自分は消えてしまいたいと。だから「美鳥」をリトルバスターズの輪の中に入れてあげて欲しいと。


…という理解が追いつかないまま、美魚が消えてしまいます。彼女は、永遠の世界に(まて)


理樹の想像の中で美鳥がみんなと笑って過ごしていて、これはこれで一つのエンドでいいんじゃないかと思ってしまうこともあります。それが美魚の願いでもあるわけですから。


でも、ここで美鳥からの電話。「泣いてないで、やるべきことがあるでしょ」という声が他の部分と違っていて、美鳥の本心をうかがわせます。美魚が美鳥を思って消えたように、美鳥もなんだかんだいって、実は美魚には消えて欲しくないと思っていたことが、ここでやっとわかるのです。
今日の記事の冒頭でも書いた通り、美鳥も姉である美魚のことを心配して現れた存在で、決して「美魚にとって代わってやろう」とか思って出てきたわけでは(多分)ないのです。
しかし美鳥は美魚の影を使って実体化(?)してるので、二人が同時に存在することは(多分)本来はできません。そのままだと互いに「影無し」のままですし。
だから、理樹が美魚を連れ戻すと聞いた美鳥は、理樹に別れの言葉を告げます。「君はどうなるの?」という理樹の言葉に何も答えない美鳥ですが、それで伝わったんでしょう。美魚が消えた時同様、今度は「美鳥のことを忘れないよ」と誓って、理樹は海へと駆け出します。


理樹が美魚に、美鳥が美魚に心情を伝えて、美魚と美鳥が一つになります。一つの存在に戻ります。
美魚がこの世界で生きていくことを受け入れ、笑顔が戻ります。


と、ここまで三回アニメを見返して自分なりに「こうじゃないかな?」と答えを出しましたが…。原作やってる自分がこれでは、アニメから入った人にどこまで伝わるか不安だなと。繰り返し見ればわかってくるかもですが、やはり「美鳥が美魚を思う描写」がもう少し欲しかった、というのが正直な感想です。
まあ、気になる人は原作をやってくださいということですねきっと。


ちなみに今回のEDは、原作でも美魚のEDでかかる「雨のち晴れ」です。余談ですが、小毬のと時のEDはそういえば「Alicemagic」でしたね。あれも原作通りです。


日傘はもう使わなくてもいいので、折りたたんだまま学園に戻ってきて、迎えるリトバスメンバー。そういえば恭介以外はセリフがなかったですね…。
EDでは、マネージャーとして活動を覚えながら、みんなに溶け込んでいく美魚。ビニールシートにだんだん人が増えていくのがほほえましいです。ラストは本が積まれている美魚の部屋と、使われなくなった日傘。


こうして美魚がリトルバスターズのメンバーとして仲良くなって…次回はなんと。


パジャマパーティ!


それもやるんですかアニメで(笑)。お風呂&パジャマ回ですよ。チラッと写った小毬のパジャマが超可愛いです(´▽`)